2022年登り始めの兜岩2Days
【甲府城エリア1/2F】
『祝開店★★』(5.11D)RP(通算2便)
『アブラチャン★』(5.11C)×RP(通算2便)
『甲府のNDD』(5.12B)×(通算3便)
2022/1/4(Tue)
【大手門エリアA/C】
『目覚め』(5.10B)FL
『ハローワーク★』(5.11A)×
『大好き★』(5.10D)×
要注意!ムーブの記載あり
2022年の外岩の登り始めは3日と4日、それぞれ日帰りで兜岩でした。
兜岩最高!ってなってる・・・。
3日は、けんけん、ひーひ、ランボーの4人で。
現地には、しゅんたろー含め知り合い多数!
今までで一番クライマーがいました。
甲府のNDDは、総長がRPした!とのことだけど左壁を使って登ったらしく再トライをする!とのこと。
安江さんはトライ中。
自分はまず祝開店を登ってからディライトとラ・メントの派生ルートのアブラチャンをトライすることにしました。
(祝開店は限定の右カンテを使って登ったのでグレードは11Bぐらい。機会があれば11Dのラインでもう一度トライしたいと思います!ただし限定なしで11Bというグレーディングでも良いのかも)
核心は明確でその1手を止めれば!なのですが、1便目はどうしても止めきれずにトップアウトできず😱
2便目、なんとかその1手が止まって、そこから2手でガバガバホールドでそこからは落ち着いてこなして終了点。
この1手を止めるのがなかなかの強度で止め場所も間違えると止めきれない・・。
ここからの右手の1手!
最後に甲府のNDDをやるもやはり核心の右手アンダーから、身体をあげることができずにアウトでした。
ランボーのディライト。
下部核心で何度も落ちまくり。
ルーファイの問題?!
しゅんたろーのディライトのトライ。
祝開店はOSしたけどディライトは下部核心でフォール。
ルーファイが難しいとのこと。
自分は1年前にFLしてるけどムーブは覚えてないなー。
甲府のNDDの限定の話。
総長や安江さんから左壁はなしに加えてカンテもなし!と聞いて、『???』となりました。
左壁なしは、最初からそのつもりでトライをしていたので全く問題なしだし、12Bというグレードを考えるとそれが自然。
グレードが11台なら左壁を使ってトライをしていたと思います。
帰宅してから、甲府のNDDの限定をググったら、とあるブログがヒットしました。
左壁が限定なのは先に書いた通り、12Bというグレードを考えるとまぁ妥当。
だけど、カンテって??
どこの話?
初登者が現れてと書いてあるけど、トポを見ると初登者は内藤となっているだけでコメントも書いてないので限定は分からない。
トポの一番最初に兜岩の概要が書いてあり、最初は『チームたわし』が開拓してその後、山梨の地元クライマーが開拓したとあります。
チームたわしの内藤といえば、パンプの内藤さんしか思いつかない。
その内藤さんが兜岩に偶然、現れた?!現れるの??
違う内藤?!
自分や総長、安江さんは、下部の核心付近のカンテと思っていたけど、そもそもカンテって、もしかしたら上部のカンテ?
核心付近のカンテを限定するのは、ナンセンスだし、パンプの内藤さんがそんなことするかな?
うーん、謎である。
カンテを使わないでもムーブは出来そうであるけど限定する意味が分からない。
上記動画の左手で使うカンテが限定?
そんなのを限定する???
YouTubeでもRP動画が1つ上がっていて、それは限定の話がでたときに何かのヒントになると思って見たんだけど、その動画では、左壁をずっとがっつり、使っていたので、参考にならなかった😅
個人的にはこのムーブだと12Bはないと思う。
限定については、開拓を少しした経験からいうと、基本的にはなしでルートは作りたい。
ただ明確にできる限定で、限定することでそのルートが面白くなるのであれば(その他脆いなどの理由もあり)、それをちゃんとトポに書いた上で誰もが分かるようにしないとダメだと思います。
甲府のNDDについては、トポには限定が書いてないので・・・左壁を使う人もいるかもしれない。
経験があれば、それで登って12Bはないと分かるはずだから、左壁は限定だろうなーと憶測ができるかもしれないけど12が限界グレードであれば、左壁を使っても12Bに感じるかもしれない・・・。
ということで限定についてはトポにちゃんと明記するでファイナルアンサーです!🆗
※兜岩のトポでは山梨の地元クライマーさんが開拓したルートにはすべてコメントが書いてあり、分かりやすいです。
チームたわしが開拓した古いルートについてはコメントが一切ないです。
また古いルートはボルトも怪しいのがたくさんあるので要注意です!
※後日談※以下に転載します。
小野さんたちに甲府のNDDのことを聞いたところ、去年、あの内藤さん(パンプオーナー)は兜岩に来てたらしくて、ただ開拓したことすら忘れていたらしい・・・。
甲府のNDDの限定は、左壁は限定、中間部のカンテはもちろん、使って良いとのこと。
まぁそりゃーそうだろう。
祝開店の11Dは、最後の右カンテはありだけど、下から中間部の右カンテは使わなくてグレードを設定したとのことでした。
まぁ確かに使えば、えらく簡単になって11Dはない感じなので、、、機会があれば右カンテなしでやってみよう。
そしてなぜ祝開店では右カンテありでグレードを設定しなかったのか?ということだけど、祝開店を設定したのは1991年ぐらいの『チームたわし』が作って、その時はその右カンテは苔苔だったそうで、カンテなしでルートを作った。
その後、チームたわしが抜けた後に山梨の地元クライマーが開拓を始めて、甲府城エリアの最後のルートがデイライトで、その時に祝開店の右カンテ(ディライトでは左側にくる)を掃除したら色々とホールドが出てきた!という経緯らしい。
この話を聞くと納得ができる!
(祝開店のボルト位置からも納得)
ただ今は右カンテに色々とホールドが使える今、一部のボルト位置もカンテから届く位置にあったりもするので右カンテありでグレードを11B、カンテなしで11Dとかにすると良いのかもしれませんね~。
現在、兜岩の最新トポがあるのかもしれないけど、もう一度、公開することがあれば、限定の有無やコメントがない、『チームたわし』が開拓をした古いルートについても記載をして欲しいと思います。
個人的には限定は基本ないのが良いけども、分かりやすい限定、納得ができる限定であれば、よりそのラインを楽しむためにもありだとは思うので、トポには限定の記載をしっかりと書いて欲しいと思います。
翌日は小人と2人で兜岩へ。
小人の前回の宿題の回収のため。
この日はクライマーは少なめでした。天気はポカポカ!天国ですね。
小人の宿題は祝退職とディライトだけど手前のエリアの長いルートもやりたかったので大手門エリアにしました。
アップで目覚めを登ってから、大手門エリアAのハローワークをトライしました。
スラブだ・・・。めちゃくちゃ苦手なスラブ。
案の定、核心でアウト。
何回やってもアウトだったけど・・・なんとかムーブが作れてトップアウト。
RPトライはせずに回収しました。
本当にスラブは苦手です。スラブといっても花崗岩のスラブと違って、足も手もあるんですけどね。
今年の目標はこういったスラブ垂壁が上手くなりたいです。
目覚めをトライ中の小人。
あと少しでOSでした。
小人にとっては遠い1手だったよう・・・。
自分はリーチを活かして🙄
ハローワーク。
テンションしてるのにガッツポーズ!🙌
次回はこれを登って、隣りのハセイシャイン(12A)をトライしたいな。
ブリム・オブ・スカルもトライしたいな。
大手門エリアCの大好きもトライしましたが、、、3B目クリップ後、ド正面からトライを続けてあえなく敗退。悪過ぎる・・・。
あとでガイドさんが登っていたけど、3B目クリップからはそこそこ左のホールドからいってました。
あー、、、そうなの?と。
兜岩はスラブ垂壁系のルートはグレードが辛く感じます。
被り系はそれほどでもないんだけど。
自分は基本的にスラブ垂壁系のテクイのが苦手なので兜岩は通うかもしれません!