一区切りの二子山

2023/4/22(Sat)
二子山
【二段岩壁】
『藍より青く★★』(11C?12A?)×
【弓状】
『穴のムジナ★★』(12C)×
【広場】
『レイラ★★』(11D)××

2023/4/23(Sun)
【二段岩壁】
『藍より青く★★』(11C?12A?)×
【弓状】
『穴のムジナ★★』(12C)××(通算4便)
【広場】
『レイラ★★』(11D)×
要注意!ムーブの記載あり

土日で今シーズン、とりあえずラストの二子へ
新緑が眩しい二子ですが、今年は染み出しも遅くてコンディションも良いです。
土曜日は朝出でケンタローと。
日曜日の朝にツネオと小人も電車で合流。
いつもの宿でだいちゃん、かっちゃん、あずにゃん、りんりんと。

とりあえずラストな感じなので色々と触ろうと思ったけど結局、体力等の問題でそんなに触れなかった🙄
土曜日のアップ便は、11Cにしては悪い、12Aぐらいはあるんでは?と言われていたルート。
(実際にガメラ本では12Aで、小鹿野クライミング協会では7B)
ヌンチャクをお借りしてトライしました。
下部アプローチ部分の1-2Bはリボルト作業で打ち足されたもので、以前は、右側のガバガバ地帯から回り込んでいたようです。
見た目、脆い感じがするし、2B目の右下にあるドガバが乗ってるだけ?動いた感じがして、もうそこでテンション。
2B~乗越しまでも少し悪い。
そして3~5Bのハング越えが悪いと聞いていたけど、本当に悪かった。
この部分、左回りからリーチのある男性だとガバからガバカチに飛ばせるみたいだけど、これだとかなり簡単になりますね。
まぁ飛ばせるってのも一つの能力だけど、2B目の左へ2メートル弱、逸れるので落ちると振られて危ないし、そもそもそんなメンタルはありません・・・。
なので自分はボルト直登で登りました。
(4B目のすぐ上の大穴に悪い右手カチと、さらに悪い左手スローパーを抑えて、直登)
何回かやってムーブは出来たけど、ムーブ強度はここが一番高い。
女性なんかは、左巻きで登るのはリーチ的にも厳しいので直登ラインだろうけど、女性だともっと悪いだろうなー😇
途中のセクションも左右にある小さいコルネを使って登るけどこれも遠くて女性にはなかなかハードなムーブになりそう。
そして最終クリップしてからが、ヨレ落ちするセクションでかなりランナウトするのでメンタルにもくる。
ガメラ本にはノースよりムーブが悪いと書いてあったけど、まさしくそうで、特に出だしの3-5B目の直登ラインのムーブはかなり悪い。
11C限界のクライマーだとなかなか厳しいかもしれない(ボルダーが強い人は大丈夫かな?)
レストがかなりできるのがまだ救い・・・🤩
この便でとりあえず、トップアウトをしてなんとかムーブを作るけど、翌日のアップ便で上部の最後の悪いセクションで落ちた~😱
これは2便で登っておかないとダメだった。詰めが甘い~・・・

3-5B目はボルト直登しました。
ここは5Qぐらいのムーブ強度。
これが回避できるとグンと易しくなると思うけど、左巻のムーブは身長とリーチがある程度ないとできないムーブなので誰でもできるムーブではないけど直登ムーブは女性でも背の低い男性でもできるムーブだと思われます。

自分の1便目をやった感想では同じ7Bの蛇の道は蛇よりも悪いと思ったけど、ざっとムーブが全部できて冷静になってみると、蛇の道の方が悪いですね・・・。100岩場で元々、藍青は11C、蛇の道は12Aなので当然といえば、当然かな。
蛇の道はレストできるポイントがほぼなくて核心の強度もそこそこあるし、ランナウトも・・・。
他には7Bのいただきよりも、もちろんムーブ強度はあって、いただきの方がかなり簡単に感じる人は多いと思う。
ノースマウンテンも7Bだけど、どちらが難しいかは、人それぞれかなと。
ノースもレストが上手い人はかなりレストができるルートだけど、傾斜はノースの方があるのでノースの方が難しく感じる人は多いかもしれない。

土曜日の2便目は『穴のムジナ』
前回1便だけやって3~4B目のムーブができずにいたけど、今回は一度テンションをした後に、そのムーブがばらせた。
独自ムーブ。おいしいよーで使う、コルネの左側も使っていくムーブ、ただしおいしいよーのボルトは跨がない。
オーソドックスなムーブよりも手数は少しだけ増えるし、かなりのリーチムーブなので誰もができるムーブではないし、どちらの方がムーブ強度が高いかは分からない(オーソドックスなムーブができていないため・・・ただし、自分的にはオリジナルムーブが出来ているので、そちらの方が簡単という話にはなるけど)。
オーソドックスなムーブは、身長151㎝の加島さんができているのでリーチがない人でもできるけど、自分のムーブはある程度のリーチがないとできない思う。
4B目の上もパート練習で、テンテンでトップアウト。
2便目で全部のムーブが出来たのでRP便へ。

オーソドックスなムーブで左手ガスで取りにいくところを右手で。
その時の左手を取りに行く時と取り先も悪い。
おいしいよーでスタンスとして使うところだから、少し磨かれており、ここが濡れているとこのムーブはほぼできないと思われる・・・

この左手は割と良いコルネ。
ここで右手を徐々に上に持って行ってから、4B目のクリップホールドへ左手を出す。
ちょっとボルダリーなムーブで、ビレイをしてくれたケンタローからは、格好良いムーブだね!とお褒めを頂きました!🤩

土曜日の3、4便目は広場エリアの『レイラ』。
4B+終了点のボルダリーなルート。オブザベをするも核心と思われるセクションのあれを取りにいくだろうなーというのは分かるんだけど、そこにいたるムーブが分からない。
ケンタローとムーブを考えてからスタート。1~3B目まではガバを繋いでクリア。
そこからの1~2手いって、懸念のガバっぽい縦ホールドを取りにいくところでアウト・・・。
難しい。
何回かやってムーブができてトップアウト。

この日の最終便、あと1手のガバ左手を取りにいくところで左足ヒールが決まらず(というか右手ガバカチが完全には保持しきれずにかな)、フォール・・・。無念。
レイラは翌日もトライをしたけど、一瞬、ホールドを見失うミスもあり1手高度が落ちて、終了。
これは2便で決めないといけないルートだったなぁ。
ボルダー強度は3~4Qぐらいかな。
ツネオは日曜日に2撃したみたいだけど、これは簡単といっていて、やっぱりボルダー力が断然に違うことを痛感。
このルートの肝は、自分はニーバーでした。


⬅レイラ
この左足のニーバーがミソ!刺さって痛い・・・。
この手前からが核心で自分の手数で7手でガバ。もう1~2手で終了点ガバ。
ツネオのムーブは見てないけど、この写真の左手カチは使ってない模様。
それだとかなりのムーブ強度になりそうだけど😱

この左手、縦ガバホールドを取ってから右に出る部分が自分的な核心。
右に出るとこの左手が利いてくる。

今週末に初投入したロックテクノロージズの液体チョーク。
ロジンフリーなので外岩にも優しい。
ロジンが入ったやつは前もあってベアールのピュアグリップと同じ大きさ、同じような容器に入っていたものでした。

今回が新発売かどうかは分からないけど、Pump2で売っていたので購入して試しました。

こちら、かなり良い感じです!!

最近のお弁当。
茶色~・・・。玄米+16穀米に梅干しと昆布、海苔。
色はイマイチだけど美味しい!🆗



土曜日はちょっとしたアクシデントも。
あるクライマーが足を滑らせた時フォールしかけたときに、ロープが解けて、落ちてきた。
自分はちょっと陰に隠れたところにいたし、レイラの最終トライの準備をしていたので直接は見てないけども。
だいぶ上の方だったのでそのままフォールをしていたら、下手したら死亡・・・運良くても、骨折か。
幸いメンタル強め?で強いクライマーだったから、ガバを放さすにそのままヌンチャクを掴んでクライムダウンしたらしい。
原因ははっきりと分かってなかったみたいだけど、
ロープを結んでいるときに、ビレイヤーさんたちとずっとおしゃべりをしていて、ブーリンがちゃんと結ばれずに登り始めたようです。
乾杯をトライするぐらいの強いクライマーさんだったようですが、、、やっぱり準備をしているときに注意散漫になるのは🆖ですね。
当の本人は、自分がまさかこんなことになろうとは・・・と言っていたぐらいだから。
途中でテンションを掛けたり終了点までいってロープに荷重を掛けていたら、、、と思うと恐怖です。
やはりロープを結んだら、ビレイヤーと自分で2重のチェックは必要ですね!
11Cのルートだったので彼にとってはクールダウンのレベルだったので、(いつも確認しているかどうかは分からないけど)何も確認せずに、プラス世間話をしながら・・・大事故にならなくて本当に良かった。


夜は、またまたみんなで小鹿野町にある春雷!

自分はビール🍻と単品で生レバー唐揚げを。
本当に美味しいんだよなー😊💯



日曜日は朝に西部秩父駅まで、ツネオと小人をピックアップしにいってから岩場へ。
岩場到着は9時半ぐらい。
今週末の土日はクライマーは少なくなってきているけど、登山客が多くて、駐車場も満車でした~。
日曜日は特に多くて朝7時半にはトイレ脇の駐車場はもちろん、林道沿いの道も車がたくさん停まっていたようです。

日曜日もアップで、藍青をトライ。
最後の最後あと4手ぐらいで落ちた・・・。
決めるべきトライだった・・・残念😱

この日の2便目はRPトライするべく臨んだ穴のムジナだったけど・・・3B目をクリップしてからの7手で4B目のクリップ。
その2手目を取りにいく時の右足トゥが外れてなのか、体幹がよれててなのか、壁からはがされて、無様なフォール。
このトゥで落ちたのはほぼ初めてなんですけど~。
トゥの位置は今まで割と適当で出来ていたから詰めてなかったのかも。
そこから何回かやって4B目まで上部セクションの練習とレスト体制の練習。
穴ムジは3~4、4~5、5~6~終了点でそれぞれムーブがあり4B目と5B目でレストができるんだけど、レストができないと割と厳しい。
特に4B目のレスト体制が作りにくく、かつその下のセクションのムーブ強度が一番高いのでここでレストがちゃんとできないと次のセクションでも落ちれそう。

この日の3便目はレイラだったけど、昨日よりも高度が1手落ちた・・・。ダメだこりゃ😱

最後に2便目の穴ムジが散々なトライだったのでもう1便。
今回もトゥで堪えれず・・・。あーあ、無残。
今回はちゃんとトゥの位置を決めました。ばっちり決まるところがありました!
そこからの悪い左手オープンホールドを保持できる力は残っておらず、そこでロワーダウンしました。

なんの成果もなく終わった土日でしたが、色々とトライをして全部はムーブができたので、登れるリスト入りにして次回の二子に期待です!


日曜日もちょっとしたアクシデントが!

自分の藍青のトライ中に最後でフォールした後に最終セクションを練習しているときにクライミングシューズのプルタブにカラビナが入ってしまうことが・・・。
そんなこともあるのね・・・。幸い、すぐに気が付いたので大丈夫でした~

また二段岩壁の『いただき』をトライしているクライマーが、拳大の大きさの岩をラックしました。
いただきの下はみんなの休憩場所であと少しでクライマーに当たるところでした。これが頭に当たったら死んでいたと思う。
クライマーがラックさせたのはしょうがないとしても、いただきは以前から少し脆いと言われてたらしくて、ラックさせたセクションは、中間部からすぐ上にあがったコルネが大発達しているセクション。
ここは水の通り道だし、見た目もボロボロしているので、トライをするクライマー、特に初見の場合は、慎重にトライをして欲しいですね。

いただきは、再生前はボルトが腐っていて誰も登ってなかったので不安点なセクションが残ってる可能性はあります。
休憩しているクライマーも、いただきをトライしているクライマーがいるときは特に注意が必要だと思います。

なるべく壁際にいると良いと思います。

いただきに限ったことではないけど、新しいルートは、まだ不安定な箇所もあるので要注意ですね!


おいしいよーのだいちゃん、土曜日の1便目であと2手まで迫るも、焦ったのか太陽の照り返しかフットを見誤って決まらず・・・。
最高到達点!

唐獅子のウメケンさん。
あと少し!あと少し!!!

任侠のU家さん!

ちょっと前に唐獅子を登ったみーすけ。
今は流れをトライ中!

私生活をトライ中の溝さん。
溝さんは先日、唐獅子をRPしたそうです!すげーなーー

ペトをトライ中のかっちゃん。
高度が下がったり、あがったり・・・。

日曜日の2便目でノースをRPした小人!
もうちょっと早く登れた感があるけど、、、登れて良かったね!

愛しのエリーをトライするツネオ
ムーブをバラスも1Dayできず。
難しそうだ・・・。

岩場が久しぶりなコブさん、ゆいか。
コブさんはノースの再登!

左、ポン48歳
右、ツネオ22歳

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