NEW祠で楽しんだ(二子)

2021/12/25(Sat)
二子山
【祠】
『シリアルエクステンション』(7a+)〇
『鬼ヶ島』(7a+)×RP

要注意!ムーブの記載あり

久しぶりのちゃんとした外岩でした。
某岩場での開拓は30日間!もしていてその時はほぼ登ってなくて(右手首の調子が悪かったのでそれはそれで良かったんだけど)、その後は濡れている御前岩に1回行ったっきりで・・・
開拓作業がひと段落してから朝に起きるのが面倒になっていて、最近の土日はP2に行ったり仕事したり、他のことをして過ごしていましたが(といっても2週間ぐらい)、としたけに誘われて、二子の祠に行ってきました。

朝~道中は雨が降っていて登れるかなーって心配になっていたけど到着してみたら、どこも濡れておらず、また陽も出て1日ポカポカ陽気で楽しめました。
今回は、としたけ、やっしー、ようちゃんの4人で。

祠エリアで登るのは実に8年ぶり!
この日この日

まずはアップで・・・シリアルからのシリアルエクステンションをトライ。
シリアルは8年前にOSをしているけど全く覚えていない。
ようちゃんは初トライなのでMOSトライをして貰いました。
その後に自分がトライでエクステンション部分はスラブ~・・・怖い・・・😱
スラブが苦手な自分にとっては簡単ではなく凄く時間を掛けてOSしましたが・・。
シリアルが6C、シリアルエクステンションが7a+。
旧トポではシリアルが10D。
登ってみて11Aはあっても良いかなと思うので、自分の体感ではシリアルが6B+、シリアルが6C~7aで良いんじゃないかなと思った。

シリアルエクステンション部分。
ボルトは2+終了点。
レストはしっかりとできます。
スラブが得意な人にはシリアル部分の方が難しく感じるのかもしれない。


その後はようちゃんが鬼ヶ島をOS!持久力あるし、メンタルも強かった!
プレッシャーがかかる中で自分も鬼ヶ島をFLトライ。
核心まではガバガバだけど久しぶりのコルネもりもりな石灰岩、まぁまぁある傾斜でヒーヒー良いながら・・・。右手首もまだ完治してないのでスローパー的なホールドは怖い。
核心はトポにも書いてある通り最終クリップをしてから。
ようちゃんのムーブを見ていたのでそのままそれで行こうとしても足位置の問題か、その1手が遠く、咄嗟に違うムーブで行こうとするも、レスト中に下から見ていたホールドは想像とは違って手詰まりに・・・。なんとか持ちこたえけど足元を見て最終クリップと自分の位置、これから出そうとする動き等々をイメージして無理やりムーブを起こす(結局余裕がなかったのである)のはやめて素直にフォールしました😅

ようちゃんは女性ではあるけど自分の身長171、リーチ177ぐらいとほぼ同じスペック。
違うと言えば体重と柔軟性かな。
同じムーブができるはずだけど、できなかった。残念。
1便目はそれから何回もムーブを試すけど結局、トップアウトできずにロワーダウン。

2便目は他の人のトライのムーブをみて作戦を立てたけど・・・結局、他の人がやっていたムーブではできなくて、最終的には現場処理で何とかRP。
手も良くて足も良いし、核心の手前はほぼ全回復できるぐらいのレストができるのでこれは一撃はしておかないといけなかったか・・・。
ただ明確な核心があり、良いルートですね🤩

鬼ヶ島の核心前かな?
前半はコルネもりもりのガバを繋いで登っていく。
慣れたらアップ向き。
1B目まで行くアプローチが怖い・・・。

核心で使う大きなポケットの中にある見えないアンダー。
これを使うと使わないとでは難しさが変わると思うけど、初見では余裕がないと見えない。

RPの時に使った時は問題なかったんだけどロワーダウンするときにそこから、『キーキーキーキー』🙄
蝙蝠さんが穴から顔を出して威嚇していました。
噛まれなくて良かった😣

グレードは7a+。旧トポでは11C。
体感だと11Dで良いかなと思うので、7a~7a+の範疇でこれはフレンチグレードとしてはしっくりとくるかな?どちらかというと7aの方がしっくりとくるけども。

終始ポカポカだったけど自分は3便出して満足してしまったし、腰に少し違和感が出たためこの日は終了しました。といって、時間は15時ぐらい。
腰痛持ちなので無理をしたらダメなので腰にホッカイロを入れて対処しました。
腰に違和感が出たら温めるのが良いですね。
ぎっくり腰になったら冷やさないとダメですけどね~


最新ルート。
先日のユース大会で優勝した七海ちゃんの粉雪を登るやっしー。
2便目でRP。
最終便は陽も落ちて冷たくなった指で気合のRPでした。

としたけはやっぱり強くて、満月(8b)のトライ以外は全部OS、FL。

出張中の備中で登り込んできただけはある!
というか元々、強いんだけどね


最近、小鹿野クライミング協会がリボルト&開拓でデシマルがフレンチグレードになったりしたNEW祠。
昔からデシマルグレードのグレード感に慣れているとデシマルとフレンチグレードの換算がしっくりとこないかもしれないし、自分もしっかりと落とし込めていなかったり。
フレンチはフレンチ、デシマルはデシマルで、それぞれ違うものとして考えれば良いのかもしれないけど。

NEW祠も昔のデシマルグレードと照らし合わせると既存ルートで1~3グレードもアップしている。
今まで日本のフレンチといえば、御前岩からの二子西岳~NEW祠、今後は弓状もそうなると思う。
御前岩では何本か登っているけどデシマルに換算するとやはり1~2グレードの開きがある。
だけど海外のクラビ、ラオス、レオニディオで登った感じだと御前岩のフレンチとはほぼ一致しているように感じました。
御前岩や二子西岳~のグレーディングについては小鹿野クライミング協会の二子山のグレーディングについてで書いてあります。


小鹿野のセブンで買ったお土産。
美味しかったよ!🤩

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