人によってはどうでも良い話
2024/2/10(Sat)
城山
【チューブロック】
『ストーンフリー』(5.10C)〇
【ワイルドボア】
『トップ・オブ・ザ・ワールド(限定なしVer.)』(5.12Bぐらい)×××
要注意!ムーブの記載あり
3連休の初日、土曜日に城山へ。
土曜日は、外岩は8年ぶりぐらいというP2の友達のうっちーさんと。
伊豆ゲートウェイ函南の道の駅で、じゅんこと合流して1台の車で。
3連休の初日だったので東名はそこそこの車、しかも事故渋滞・・・。
道の駅に着いたのが8時、城山の駐車場へが8時半ぐらいでした。
激混みを覚悟していたけど、それほど混んでなく、岩場もかなり分散していた感じでした。
今回は限定の話をしています。
限定って聞くと敬遠する人もいるし、気にしない人もいるし、グレードを登るのか、そのラインが登りたいから登る!とか色々と話ができちゃうトピックだと思います。
個人的には、分かり易い限定(例えば独立した隣の岩壁はなし等)であれば、限定しても良いと思っているし、限定するのであれば、ちゃんと明記はして欲しいと思っているので、自分の開拓したルートについては限定アリの場合はちゃんと明記するつもりです。
今回のトップオブザワールドは本当に分かりにくい限定で、それについて考察してみました。
この日は、トップオブザワールドをトライしました。
こちらは100岩場では『限定』と書いてありますが、詳しい限定の内容は書いておらず。
城山トポには限定の文字すらありません。
グレードは12Dだけど、前情報等によると、限定なしで登ると12Bぐらいらしい。
どこが限定なのか・・・とりあえず登ってみないと分からないということでトライしました。
(事前に限定について調べたら、すぎさんのHPがヒットするのでだいたいは検討は付きましたが)
ガメラ本の関東周辺の岩場トポでは、限定なしで12Aとなっています。
『このエリアでは最後までプロジェクトとされ、初登時も限定で12dとされたが、どこが限定なのかわからない。』
ジゴロの左側を登ります。
リボルトの前?(当初、想定していた試登ラインのボルト位置?)のボルトの頭が残っていたりします。
どちらでも良いんだけど、万が一のことを考えると、ない方が良いのでグライダーで削りたい。
ビレイヤーはジゴロの取り付きのすぐ左側で。
1B目の左下からスタートしました。
ヌンチャクが掛けっぱなしなのでお借りしてトライ。
1~2B目も少し嫌な感じ・・・。
3B目のクリップ・・・ここでするのか~。ちょっと甘い左手のホールド(手首にはあまり良くない)でクリップ。
ここで太陽が眩しいのとホールドが見当たらずにすぐにテンション。
良くみると、使えるホールドが少しあって、目指すはジゴロに近いガバポケットらしきもの。
(ただしジゴロでは使わない)
4B目のクリップをこのポケットでしようかと試みたけどしっくりこないので、4B目のすぐ右側のガバまでいってクリップ。
トライしてみると、ここまではアプローチ(といっても少しダメージはある)で、4~6までが核心でした。
何回かやってみたけど5B目のクリップホールドが分からず、ヌンチャクを掴んでクリップ。
5B目のクリップホールドも右手ガバポケットを発見。
5~6B目もヨレていたら落ちれる感じ・・・。6B目の下で少しレストができて、6B目のちょい上でもレストができる。
6~7B目も少し遠いけど・・・ガバがあるので大丈夫。
7~8B目も遠いガバを目指したり、マントル返したり。
8~終了点までは傾斜もなくなりレストもできるので落ちないと思われる。
1便目でとりあえずトップアウトしたけど、確かに12Dはない感じでした。
すぎさんが自分で課した限定ありでトライはしてないので何とも言えないけど、3~4B目を直登もしくは左側からいくのは、ホールドも乏しくてそれだと12Dに近くなるのかな?と思いました。
4B目のすぐ左側に頭がでたボルトがあるのでこれがリボルトする前の本来の4B目の位置であれば、ジゴロの方に寄らずにトライをする人が多かったとは思うけど、今のボルト位置から考えると、ジゴロの方に寄っちゃうのは全く不自然ではないと思う。
仮に100岩場に『限定』と書いてなくて、今のボルト位置だけから判断してトライをすると、ジゴロの方にいっちゃうのは仕方がないというか、自然なライン取りだと思う。
またリンクも張ってある木村三郎さんのブログにも記載がありましたので転載すると
『ライン取りに難があり。 本来の試登ラインで登れずに諦めたのだろうか(?)、すこし右にボルトを打ち換えて強引に登ったようなルート。 右の11bと重なりかけてしまうのを無理に避ける登り方になってしまう。 スペース的には完全に合流状態なのを、グレードなりの登りをするためにホールド限定しなければならない。不自然で釈然としない。 本来のラインで通せば面白そうなのに・・・。』
とりあえず限定も何となく理解できたのだけど、とりあえず限定なしでRPを目指すことにしました。
限定なしでも12Bぐらいには感じたし、核心ムーブはそこそこの強度があって上部も少しストレニで良いルートには違いないし。
核心ムーブはダスキン多摩や生と死よりも難しいと思ったし、核心手前でレストができるといっても、それなりに疲れるし・・
カチが強い人には易しく感じるかもしれません。
Youtubeでは、garuさんとセッキーの動画が上がってるけど、どちらも12Dのムーブではないですね。
このボルト位置では不自然ではないけど、どう考えても12Dのムーブ強度はないと思う。
限定するなら緑の斜線部分は全てなしかな?🙄
紫〇が頭が残っているボルトでこれがリボルト前(試登ライン?)のものとするならば、本来のラインは、緑のラインで登られてるはずで、緑の斜線の方に行くのはないだろうと推測。
現在のボルト位置だと赤いラインです。
このラインで12-で良いかなと思います。
紫〇の4B目は元々の試登ラインのボルト?(by 木村さんの考察による)
どちらにせよ、使わないボルト頭はグラインダーで切って欲しい。
緑の斜線の中にある下の赤〇はガバポケット(ジゴロでは使わない)。
上の赤〇もスローパーガバでレストができます(ジゴロではここの右端を使う)。
その時のスタンスがオレンジ色(ジゴロのボルトの際です)。
青〇も3B目クリップの時に使うんだけど、赤〇も青〇もオレンジ〇もジゴロのボルトに近いんだけど跨いではいないです。
若かりし小林ユカちゃんのトップオブザワールドを登ってる写真。
このセクションは、4~5B目の出だしのムーブですね。
右足ヒールはジゴロで、右端を使うガバスローパーだと思います。
上の写真の赤〇のスローパー。
ボルトはケミカルではないのでリボルト前ですね。
紫〇は、上の写真の紫〇のボルト位置かな?
そうであれば、3~4B目は、やや直登か左回りで、ジゴロ寄りの右ポケットを使ってないのかもしれない。
写真は城山のトポのものです。
2便目・・・RPを目指すも、、、4~5B目でアウト。
もうちょっとムーブを洗練させておかないとダメでした・・・。詰めはいつも甘い。
4B目のレストポイントからの数手の手順、足を変えたら、少し強度が下がりました。
3便目・・・出だしからぎごちないぞ?3~4B目も2便目ですんなりできていたのに足を忘れてしまって、よれた・・。
2便目で作ったムーブで4~5Bのムーブをおこしていくも、心が折れてテンションしちゃいました。
割り切って、4~6B目のムーブの練習と最適化。
次は・・・押し切りたいな。
右隣のラインのガバ一個だけ使わず登って12bはあるだろうなーと思ったなー。
マッチできるレストできるガバ?
あれ使わないと・・・さらにストレニになるね。
4B目の右のホールドをマッチしていくのかな。
正直まったく覚えてないけど、青丸を使わなかったんじゃないかなー。隣のルートのボルトのすぐ近くだから。
青〇はスタンスだよ。手では使わない。
だいたいの人は、スタンスでは使ってるねー。
オレンジ〇もスタンスで使ってる。これもジゴロのボルトの近くだね。。。
意識したのはこれを手足どっちも使わないだけであとはフリー。難しめ7b+くらい??