甲府幕岩 新エリア ルート紹介その2(6&8幕)

甲府幕岩 新エリア ルート紹介その2(6&8幕)
ルートの紹介(限定や注意事項等)をしたいと思います。
ムーブの記載はしません。

既存のエリアは4幕(山椒王国)まであり、一番奥がブースターとイーブイ、ブラッキーとあります。
ブラッキーは良く登られているけど、ブースターとイーブイはあまり登られていませんね。

その岩から幕が続いているので新規開拓エリアも4幕からになります。
その2ではメインエリアの6幕(自分のメインエリアのポンポンランドがあります)と8幕の1本を紹介します。
甲府幕岩 新エリア ルート紹介その1(4-5幕)はこちらから。

B(ボルト数)は、終了点を除くボルト数になります。
終了点には残置ビナがありますので回収の時に使って下さい。
複数人or複数回をトライするときは、自分のヌンチャクを1本終了点に設置して、それを使ってロワーダウンをしてください。

6幕(ロクスノではP033~)のポンポンランドの紹介です。

ポンポンランドの全容です。

ちょっと派生ラインがたくさんな雰囲気ですが、ぜひトライをしてください。

ビレイは⑦と⑧のライン意外は同じ場所でビレイができます。
ただし①のラインは上にあがってビレイもできるのでそちらでビレイしても良いです(下部の難しいセクションもあるため)

①『空をまとって』(11D、B9)
1~3Bは直登してください。
左に出過ぎると脆いセクションがあります。
上部は棚で区切られてしまいますが、棚から上は左のカンテを使って登ると充実します。
ボルトの位置から登って欲しいラインを感じて貰えると嬉しいです。
上からの景色はとても良いです!

青い斜線部分からスタートします。
ビレイもここでできるようにFIXロープがあります。
黄色の斜線は脆い箇所なので注意してください。
緑の斜線のクラック部分も脆く、ボルトから離れていくところにあるので想定外のラインです。
1~3Bは直登してのグレードを付けています。


②『エントランス』(10A、B5)
上部の4本のラインにアクセスするための1本です。
限定はなしです。
クライミングシューズは取り付きの棚で履くと良いと思います。
棚に上がると⑤⑥のスタートでもある終了点があります。


③『Luna』(11B、B6)
②から続けて登ります。
②の最終クリップを長いスリングにしておくと流れが良くなります。
左隣の独立した岩は限定です
黄色部分の岩は手でも足で使ってもですが、脆い箇所でもあるので慎重に・・・。

終了点は右カンテルートの④と共通です。
こちらもマントルが返せます。
上からの景色は綺麗です。

④『Mocha』(11D、B6)
②から続けて登ります。
②の最終クリップを長いスリングにしておくと流れが良くなります。
どこから右のカンテに出るかは自由です。
ただし完全にカンテの右側に身体が出るのはです。
常に左手が左フェイス面に右手が右のカンテ面にある感じです。

カンテの右側には①のラインのボルトが近くなってしまいますが不自然ではないと思います。
(①もカンテを左手で使いながら登るというボルト位置のため)

⑤『冬の足音』(11D、B6)
②から続けて登ります。
棚に②の終了点がありので、ここがスタートです。
右側の青い斜線部分の独立した岩は限定です

右カンテやカンテ奥側のスタンス、ホールドは使用
カンテのフリクションがとても重要で核心は4~5手と短いのでグレーディングに悩みましたが再登者やトライしてくれた友達の感想を聞いてこのグレードにしました。

終了点と最終クリップは左のルートとボルト共通です。

クライマーが登ってるラインは②『エントランス』です。

⑥『P』
⑤の左のフェイスはプロジェクトです。
登らないでください!

⑦『青空アプローチ』(5.9、B4)
ポンポンランドの左の方にある顕著なダブルクラックのルート。
黄色斜線部分は脆いので注意してください。

1B目が右側にありますが、そこをクリップしてから、左の方から登り始めるとグレード通りになります。
青いピナクルは使用です。
脆い箇所には気を付けてください。

⑧『Slap Snap』(12A、B7)
⑦を登ってからスタートします。
⑦の終了点は長めのスリングにすると流れが良くなります。
男性のリーチだと2B目のヌンチャクは下から掛けれます。

ボルダー課題です。
棚を乗越してからは簡単なのがちょっと残念・・・。
最後は簡単なマントルを返すと景色が良いです。
ボルダー3Qぐらいのグレーディングです。
女性149㎝でも(グレードは変わりますが)再登しています。

⑦のルートとは独立扱いなので、落ちても⑦を登り返さなくても大丈夫です。
棚からスタートでです。

上の棚から歩いて、⑤と⑥の終了点の真上までいけます。

『ひらけごま』(10C、B2)
⑦⑧のラインから少し上がったところにあるmiwaのライン。
限定はなしです。
これぞ甲府幕岩!という感じの1本です。

『トゥートゥートゥー』(11B、B3)
『ひらけごま』の左カンテ奥のフェイスのmiwaのライン。
右カンテと正面のフェイスで登っていきます。

限定は特にないです。
青い斜線部分の左の岩はたぶん届かないと思います。

最後に8幕の講習会エリアにある1本です。

『はじめのIPPON』(10C、B5)
自分が初めて開拓した1本です。

講習会エリアで一番、見栄えがするラインを開拓させて頂きました。
色々なムーブがあって楽しいと思います。
ぜひ、トライしてみてください!

4 Comments

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください