甲府幕岩 新エリア ルート紹介その1(4-5幕)
甲府幕岩 奥のエリア ルート紹介その1(4-5幕)
ルートの紹介(限定や注意事項等)をしたいと思います。
ムーブの記載はしません。
既存のエリアは4幕(山椒王国)まであり、一番奥がブースターとイーブイ、ブラッキーとあります。
ブラッキーは良く登られているけど、ブースターとイーブイはあまり登られていませんね。
その岩から幕が続いているので新規開拓エリアも4幕からになります。
すぐに新しいルートが目に付くと思います。
甲府幕岩 新エリア ルートの紹介その2(6&8幕)はこちらから。
B(ボルト数)は、終了点を除くボルト数になります。
終了点には残置ビナがありますので回収の時に使って下さい。
複数人or複数回をトライするときは、自分のヌンチャクを1本終了点に設置して、それを使ってロワーダウンをしてください。
何本かルートがあり、そこを通過して奥に行って上を見上げるとFIXロープがずっと張ってあるところが目に付くと思います。
『わたしを見つけて』(5.9、B4)
限定はなし。
奥のエリアの貴重な10A以下のルートです。
右隣りの12Aのルートのヌンチャクを上から掛ける時も使ってください。
ビレイする時はFIXロープにセルフを取ってビレイしても🆗です。
『Unicorn』(12A、B5)
限定は右側の独立した岩(青斜線部分)はなしです。
1~3B目まではカンテの左側のホールド(手足)を使って🆗です。
5.12Aというグレードなので1B目までは高くしました。
このグレードを取り付く人はたぶん落ちないと思いますが、落ちると下に転げ落ちる可能性もあるのでビレイヤーはFIXロープにセルフを取ると良いです。
『右でも左でも』(10C、B4)
顕著なダブルクラックが走るルートです。
限定はなしです。
1B目から右へ行っても左へ行っても🆗です。
1B目が高いのでB0(取り付きの下部にあります)に1本目を取っても🆗です。
これは1B目に行くまでに落ちた場合、下の方まで落ちていく可能性があるからです。
上部も限定はないので好きなように登って下さい!
ただし右側に行き過ぎると脆い岩があるので注意してください。
中間部(画像の黄色斜線)も少し脆いところがあるので要注意!
『GIFT』(12A、B5)
一番奥にあるmiwaのルート。
限定は特にないですが、取り付きの岩を右側(青色斜線部分)に回り込まずに1~2Bは画像のラインで登ります。
グレードはかなり悩んだようです。
身長149㎝の本人にとっては核心ムーブは既存エリアの爆弾低気圧よりもかなり悪いということでこのグレードになりました。
リーチがあると少し簡単になるかもしれません!
最終クリップをしてからの上部は少し脆いので要注意です!
次は『わたしを見つけて』からほど近い独立した岩にあるルート。
ロクスノでは5幕となっています。
『ミミック』(11B、B3)
カンテ右側のルート。
限定は、その右の壁(脆いので要注意)はなしです。
不自然ではないと思います。
カンテの右のフェイスとカンテを使って登ります。
このフェイス正面は勲のルートの『名栗 11C』があります。
次の岩はかなり先にあります。
アプローチを6幕の方に行く途中、上の方に見える小さな岩です。
『木馬のお腹』(10C、B3)
名前が思いつかなかったのでこの名前になりました
限定なしです。
『木馬の背中』(11C、B3)
右上の顕著な棚からスタートします。
限定なしです。
緑色ラインの直登ラインはプロジェクトです。
たぶん12Aぐらいじゃないかな?と。
やってみてください。
1B目は高いので届かなかったらプリクリでもです。
(リーチがあれば、右上の棚からヌンチャクセットはできると思います)
上の岩から20メートルほど左に行ったところにあるライン。
『たまにはボルダー』(11C、B2)
ボルト2本のボルダー課題。
4Qぐらいだと思います。
限定なしです。
1B目が高いので無理せずプリクリでもです。
自分の身長171㎝だとそこそこ良いガバからヌンチャクがセットできました。
(クライムダウンも可能)
5幕の最後、通称切り株岩の4本のルートを作りました。
最初の頃に撮った切り株岩の写真です。
『よりそいスラブ』(5.8、B3)
限定なしです。
(右の壁もあり)
ルーフの右下のガバガバゾーンから上がってください。
少し脆いので要注意。
上部、木の根っこが邪魔になりますが、使わなくても登れます。
終了点から右にトラバースすると『マジカル フリクション』の終了点に行けるので上からヌン掛けができます。
さらに右に移動していけば、『Cross Point』『サジタリウス』の終了点までも行けますが、十分に注意してください。
『マジカル フリクション』(12A、B5)
限定は左壁(青斜線)なしです。
上部は右のカンテ使用です。
コンディションによって難しさが全然違ってくるのがルート名の由来です。
最後は難しくない(グレードに関係ない)マントルを返して上に上がってみてください。
『サジタリウス』(12B、B5)
青いラインです。
限定なしです。
『Cross Point』(11D/12A、B6)
赤いラインです。
下部B3はサジタリウスと共通になります。
最終クリップから直登で12A、右の棚(サジタリウスの終了点がある棚)にあがってから右から回ると11D。
『Cross Point』をトライするときはB3目を長いヌンチャクにしておくとロープの流れが良いです。