難解な正面壁
2023/1/22(Sun)
湯河原幕岩
【正面壁】
『ポニーテール』(5.9)〇
『ピナクルカンテ』(5.10C?5.11A?)××
『馬が踊る』(5.9?5.10A?)FL
『ジムシー』(5.10C)×
要注意!ムーブの記載あり
日曜日に湯河原へ。
ひーひ、ゆーりーちーの3人の予定だったけど、朝に肩が痛いから休むーとひーひ。
ゆーりーちーと2人で湯河原の正面壁へ。
正面壁は久しぶりだったけどアプローチは迷わず行けました~。
今までの正面壁はポニーテールから右側のルートしかトライをしたことがなくて左側のルートはトライしたことがなかったので今回は、トライしたいなぁと思いつつ、100岩場のトポを見ながら散策するも、スパイダーマンはトライしている人がいたので分かったのですが、それよりも左のルートも右のルートもイマイチ、分からない・・・。
特に左側のルートは取り付きも草で覆われていたりで😱
顔見知りのクライマーさんに聞いたりしたり、ガメラ本を見せて貰ったりでようやく分かったのがピナクルカンテ。
100岩場では10Cのルート。
そのルートの上には樵(きこり)ハングのハングが見えるのでそれが分かりやすい目印かもしれない。
ピナクルカンテ(カンテは左側にある)の左側の壁には『花も嵐も』という11Cがあったようだけど、ピナクルカンテをトライした時に見たら、ハンガーとボルトがなくなっていたので消滅したルートですね。
花も嵐ものフェイス面にはクラックが走っており、こちらは『ベビーピナクル』という5.9のNPルートになっています。
またピナクルカンテの右側に『ファンファーレ』10B/Cの★★ルートがあったようだけどこれもハンガーとボルトがなくなっていて消滅しています。
ピナクルカンテのOS便は3~4Bでアウトでしたが、4~5~終了点も、右のカンテを使いながら、右側から登ってしまった。
これだとピナクル『カンテ』じゃないだろうということで、ゆーりーちーのトライの後に2便目。
3~4はボルトの右側から攻めて登ったけど、4~5~終了点は、左カンテを沿いに登ってみることに。
む、難しい・・・。
左のカンテがなかなか厳しい。
ムーブ組み立て中に足が滑ってアウト。それから、何回かやって、左のカンテを使いながらTO。
100岩場だと10Cになっているけど、湯河原正面壁はグレードは辛いので、これで10Cかなぁと2人で話をしていたら、ガメラ本では11Aになっているみたい。
うむ、それならば納得はできる。
湯河原であるあるの足のバランスが秀逸で、かつ左のカンテはフリクションで持つ系。
左カンテなので甘いカンテは左手首が悲鳴をあげるけども今回はなんとか大丈夫でした。
2~3B目も左のカンテ沿いでいくのかな?それは試していないけど、、、
1~2B目も右の岩を使いながらじゃないととてもじゃないけどできそうになかったんだけど(これはラインとボルト位置からOKそうだけど)
なかなかのバランスクライミング。
その後はこれまた取り付きが草に覆われ始めている『馬が踊る』or『逃げるロバ』をトライということで、ゆーりーちーがMOSトライ。
ちなみにその左の『ひとりごと』はボルトが見当たらず、また完全に自然に還っていました😱
テラスにあがってからフェイスのど真ん中にいくのが『馬が踊る』、右側から登るのが『逃げるロバ』。
ちなみにそのフェイスの左側のカンテ沿いを下から登ってくるのが『ジョリー』11B。
右側から登る『逃げるロバ』は上部が苔苔で、、、『馬が踊る』をトライして、ゆーりーりーはMOS。
自分はFLトライでしたがテラスに上がるまでのセクションも悪く感じたし、上部もなかなか難しかった・・・なんとかFL。
幕岩らしい1本でした。
最後にゆーりーちーが、『ジムシー』をトライ。
核心部でアウトでした。
自分は4年前にトライしたけどMOSできなかったルート。
ヌンチャクが回収されたので、今回もマスターでトライしましたが・・・核心部分のヌンチャクがセットできずにアウトでした。
成長してねーなーー
その後、TRにして、ゆーりーちーがトライ。
TRだったけどノーテンでトップアウトでした。懸念材料は核心部分の最終クリップをどこでやるかですね。
ここのクリップはなかなか手ごわい。
ここで落ちると、棚にぶちあたる可能性もあり。
正面壁は・・・ルートが詰まっていたり、取り付きが不明瞭で・・・本当に難解です。
100岩場よりは整理されたガメラ本を持っていくのがお勧めですね。
『馬が踊る』をトライするゆーりーち。
左側のクライマーさんは、『ジョリー』をトライしていました。
難しそうだった・・・。
馬が踊るとジョリー(+逃げるロバ)は同じ終了点です。
ジムシーをトライするゆーりーち。
ここの棚までもマスターだと1~2B目のセットが女性だと結構、大変かも。
ペーパードール2P目からの取り付き。