クライミングウォール作成その1
トレーニングスペースを作っている時からこのスペースにウォールを作ろうと思って色々とネットを徘徊したりTwitterでアドバイスを貰ったり自分の仕事用の3DCGソフトを使ってシミュレーションをしていました。
5月中の完成をと思っていましたが仕事の合間にやっていたら(ほぼ)完成は6月7日になりました。
失敗した点も多々あったけどまぁプロの仕事ではないDIYレベルでは良い感じになったんじゃないかな?!と思います🙄
備忘録として残しておきます。
トレーニングスペースがあった場所はかなり狭くて3DCGでシミュレーションをしてみてもうーん、、、という感じだったけど、とりあえず作ってみました。
ちょうど仕事も忙しくてそれの息抜きという意味もあり(笑)
色々とググると先輩たちがプライベートウォールをたくさん作っており、スペースがある人はそこそこ高い壁を作っていますが・・・自分のところはMAX2.4mぐらいでした。
横幅も正面方向は2.0mぐらい。左方向はそこそこ取れて2.4mぐらい。でもベースの鉄骨が傾斜しているため高さは2m~2.4mぐらいな感じです。
あとはルーフも作ったら、まぁそこそこ良い持久力トレーニングができるんじゃないかな?と思って作りました。
MAYAという3DCGアニメーション用のソフトを使いました。
ちなみにCADのソフトは持っていなくて。。
ウォールは単管パイプ+木材か木材オンリーの2択かと思います。
DIYの腕に自信があれば木材オンリーで作った方が安くつくと思います。
自分は木材でベースを作るのは少しハードだったので単管パイプで枠組みを作りました。
ちなみにPUMP2も単管パイプベースですね。
あのぐらいの大きい箱だと単管パイプの方が作りやすそう。
DOGWOOD高津も単管パイプベースかと。
単管パイプの方が枠組みは作りやすいです。
枠組みができればあとは垂木クランプなどで垂木をつけてそこにラワンベニヤなどの合板を張ればほぼ完成です!🙌
1面のボルダー壁であればそんなに時間もかからないかな?と思います。
自分の場合は狭いながら3面で歪なスペースに目一杯の大きさを作ろうとして図面は作ったけど進めるうちに図面を変更したり現場処理で作っていったので完成までめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
歪な形がゆえに単管パイプの枠組みを作るのに一番時間がかかったかもしれません。
これができてからはそこそこ早かったようなイメージです。
工具はインパクトは必須。
自分で部材を切るのであれば丸鋸もあった方が良いです。
自分は丸鋸は少し前に別の目的で買っていたので手持ちです。今回の制作にあたって購入をした工具は、単管パイプを切るための新興製作所のチップソー切断機 MTC-190、100VのDIY用の電動ドリルは持っていたので特に必要はなかったけど今後のためにMakitaの振動電動ドリルHP474DZを購入しました。
14.4Vシリーズで十分です(と、インパクト等が元々、14.4Vシリーズなので今回も14.4Vシリーズ)
チップソーのMTC-190は値段は安いのですが・・・単管パイプを20本ぐらい切断したら歯が終わりました。まぁでもそのぐらいらしいです。グライダーで切るよりは早くて綺麗です。
替え歯は2,000~3,000円ぐらいかな?学習をしたのですが単管パイプを切断するときは切削油を掛けながら切断をすると歯の寿命が延びます!
単管パイプはコメリやユニディで購入しました。
単管パイプは大和鋼管の「スーパーライト700」が断然良いと思います。
これはサビに強いし軽いし、値段も普通の単管パイプと同じです。
ただコメリやユニディで買ったものもたぶん同じような規格・・・ただたぶんサビには強くないかと思います。
自宅のウッドデッキ用シェード用に元々あったのがスーパーライト700でした。
ただこれをどこで買ったのか全く覚えてなくて、コメリのHPで同じような内容だったのでコメリで買ったんだろうと思っていて、実際に買いに行ったら違っていて、面倒なのでそのまま購入しました。本当はスーパーライト700が良かった😱
(※スーパーライト700は関東圏ではコーナンとCAINZに置いてあるようです、自分は以前はコーナンの港北店で購入をしたのを思い出しました・・)
あとは単管パイプの接続には通常、直交クランプや自在クランプ、垂木クランプ等を使うのですが少しでもスペースを有効利用したいということでクランプ類は使用せずにかん太という製品を使いました。
スタイリッシュで六角穴付ネジで単管パイプを繋げていきます。
欠点は・・・値段が高い!今回の内容でこのジョイント部品だけで34,000円ぐらいかかりました。
これをクランプで作ると10,000円ちょっとだと思います。
筋交いだけ自在クランプでと思い自在クランプも買いましたが壁を作ってみたら筋交いがいらないぐらい強固だったので結局自在クランプは使っていません😓
また垂木クランプの他に同様の機能があるラッパクランプというのもあるようです。
こちらの方が値段は高いけど施工はしやすそうです。
ググってたらでてきました。中嶋くんも使っていて絶賛していました。
かん太ジョイントです。
重たくて高い!ただスタイリッシュ!
普通のクランプだとどうしても工事現場的な感じになってしまうけど・・・
ただウォールなので通常はクランプで良いと思います。
今回の場合は少しでもスペースの節約のためにこの製品を使いました。
施工も普通のクランプよりも大変かな?!特に垂木クランプにあたる端サドルベースはちゃんと計画をしておかないとジョイント部分を外すところからのやり直しになってしまうので。
クランプだとそんなことはないですけどね~。
ちなみにかん太は以前、室内用の薪棚ラックを作ったときにも使用しました。
室内に置く場合はクランプだと野暮ったいのでかん太が良いですね🙌
かん太をレイアウト通りに並べました。
スペースを有効利用するためにちょっとだけ複雑な形な枠組みにしたのでこれだけのジョイントと端サドルベース(垂木用)が必要でした。
チップソー切断機MTC-190です。
木材と金属両方切れます。
今回は単管パイプを切るために使いました。
値段は安いです。
グライダーでの単管パイプの切断はちょっと厳しかった~。
パイプカッターが一番安上がりですけど。
チップソーなのでさくさく切れました。
ただ切削油を使えばとあとから後悔。
チップソーのもちが全然違うと思います。
寸法が最初からちゃんと決まっていればユニディ等で勝手に高速切断機で切れるのでホームセンターで切った方が良いです。
自分の場合は細かい寸法を現場合わせでやりたかったので自分で切りました。
単管パイプの枠組み。
ここでも最大のミスをしてしまいました。
コンクリートはもちろん水が流れるように傾斜をしているのですがその傾斜を殺すためのベースが高かったので(1個1,000円ちょっとで全部で8個必要)買わずに作っていったら・・・少しの傾斜でも縦2メートルの高さになるとそれが大きくなって最終的には歪んだ枠組みになってしまいました。
端サドルベース。
ほぼ単管パイプとツライチに垂木を配置できます。
これを最終的には24個も使いました。
これだけで20,000円弱の出費です😱
続く