はじめての障子岩

2025/12/19(Fri)
障子岩
『ペッペッペッの羽田さん』(5.10A)MOS
『体型だけでイレブン』(5.10C)FL
『デルパワーX』(5.11A)MOS
『穴』(5.11A)MOS
要注意!ムーブの記載あり
週末の天気が芳しくないので、ひーひと行ってきました。
障子岩、なんとなく興味はあったものの、行ったことがない岩場。
ちょっと前にパン2の友達のホディが躍る蒟蒻を登ったし、今は知り合いクライマーが何人かトライをしているってのもあって行ってみました。
ひーひは、過去に1回?だけ行ったことがあるらしくて、ラップという11dが宿題なのでやりたいとのこと。
遅めの待ち合わせで岩場に着いたのは11時前。

たぶんここだろうという山への入り口を登っていくと、10分ちょっとで障子岩南東面が見えてきます。
ここは午前~午後過ぎまで陽が当たってポカポカ。
南東面は、三段に分かれており、二段目からルートがあるようです。
二段目に行くためには、簡単なのは、右側のFIXロープから。
正面左にあるFIXからでも大丈夫だけど、やや面倒。
正面左にあるFIXから登るとちょうど、100岩場の⑮筋違い11aと⑯ペッペッペッの羽田さん10aの間に出てきます。
右側のFIXロープだとちょっと左に行くと⑯ペッペッペッの羽田さん10aに出てきます。
荷物は、ラップの近くの割と広い場所に広げて、サラッとルートを見る。

躍る蒟蒻はすぐに分かって、威圧感が凄い。
躍る蒟蒻付近のルートは割と分かりやすいけど、その他のルートは日陰で暗くて、ボルトも見に行くので、断定が難しい。。。
アップは暖かいのが良いねということで、⑯ペッペッペッの羽田さん10aをトライすることに。
正面左のFIXロープを使って、取り付きへ。
⑯ペッペッペッの羽田さん10aを登ってから、マルチピッチ的に、2本目は2Fのをトライしようということで、まず自分がマスタートライ。
10aにしては悪かった・・・。
2Fにあがってから、ルートの断定が難しかった。
Youtubeにあがってる動画を見て、ルートを断定しました。
10cぐらいのをと⑦体型だけでイレブンをトライ。ひーひがマスターでOS、めちゃくちゃ悪そう。
自分もトライするも、ツルツル目な石灰で核心もそこそこ強度があり、なんとかFL。
終了点付近は、落ち葉が凄かった。
アップは2本で下に降りる。
今回の目的は、ロリータ桃子ダイレクト(ガメラ本で12aになっていたし)だったんだけど、それはやらずに、ハマコがちょっと前に登ったという、デルパワーXというルートをやることにしました。
これも100岩場だとちょっと図がおかしいんだよねぇ。
ガメラ本の方が正確です。
これもルート断定にハマコのYoutubeを参考にしました。

ここに11aが4本ぐらい集まっている。
デルパワーは同じような強度が続いて、所々でレストができるも、ツルツル石灰スローパーガバは、左手首に悪い。
最終クリップのところが自分的には、悪かったかな。
なんとかMOS。
ひーひ(FL)は、最終クリップのところは、やや左から行っていた。自分は右より直登だったので悪かったのかもしれない。
OSしてからハマコの動画を見ると、ホールドが分かっているからか、下からデッドのオンパレード、、、MOSトライではできないな。
最後の最終クリップも、ひーひと同じようにやや左巻きで登っていた。こっちの方が簡単そうだな。
デルパワーを登ってからお昼ご飯。
それから何をやろうかーってことで、フィフティーストームもやりたかったんだけど、100岩場である出だしとB2のボルト2本がない。
ググってみると、ここは最初からないらしくて、ロリータ桃子の出だしから入って、登るのが一般的だそうだ。
100岩場のラインで登るなら、カムやナッツが必要とのこと。
ということで、フィフティーストームはトライ(踊る蒟蒻の次に見栄えが良いルートなので次回、来ることがあったら、トライしたい)せずに、、、見た目が面白そうな、デルパワーの左の穴という11aをトライすることにした。
このルートは、デザソンの故石山さんのルート。
パン2で登っていた石山さんとは面識もあり、石山さんの息子のアキラくんも、パン2で働いていて良くしっており、今は、BeBornというボルダリングジムのオーナーをしています。
自分がデザソンを登ったときには、すでに亡くなられていたのでその話ができなかったのが残念。
穴のB1が割と高い。
プリクリ棒は持ってきているけど、荷物置き場に置いてあり、取りにいくのも面倒なので、、、そのままトライ。
なんとかヌンチャクセットをしてクリップ。
いったん、クライムダウンをして・・・B1~2のムーブを2人で考えてトライ再開。
B1~2のセクションは自分はリーチを目いっぱい活かして、なんとかガバまでいけた。
その後もホールドを色々と探るも、ツルツルすべすべの石灰で持ちどころが分かりにくいので、リーチを活かしてガバっぽいところを目指したり。
自分的な核心はB3~4?ライン取りが分かりにくくて、やや左回り直登かな?と思いきや、穴が何個かあるけど、まったく持てない感じで、結局はやや右回り。
デルパワーのボルトを跨いだり、ホールドは使ってないのでこれでOKかな?
最後はデルパワーの終了点と同じ。
B4~B5もやや持ちどころが分からない微妙な感じ。
こちらもなんとかMOS。
ひーひのトライは、B1~2は自分よりもより良いムーブで抜けていた。流石。
ただB3~4でホールドが分からなくなったのと、指が冷たくなったのとで、無念のフォールでした。
時間は15時半ぐらい。
まだまだ登れる時間ではあるけど、14時前ぐらいから急に寒くなったので、この日は終わり。
障子岩、躍る蒟蒻は凄いけど、それ以外にも良いルートはあるんだろうけど、いかんせん、居心地があまり良くない。
終始、日陰なエリアが多いってのもある。
個人的にはこの手の石灰はツルツルなスローピーなホールドは手首に悪いので、あまり得意ではない。
もっとフリクションがあるコルネコルネしている方が好きなので、障子岩に近い神戸(かのと)の岩場の方が好き。
あとはやっぱり奥多摩グレードというのも気になる。。。
躍る蒟蒻が本当に13aだったら、自分的には登攀の対象に入ってくるけど、14に近いとなると、対象外。
ロリータ桃子ダイレクトも躍る蒟蒻のアプローチ的な感じもするし・・・。
ウッシーとかは暗くてあまり見てないので分からない。
ラップももうちょっと陽があたって、見やすかったら、、、
いつの時期が一番、陽があたるのかな???
もうちょっと良い時期に来てみたい。

帰りは16時にちとせ屋に着いたのでお土産に、うのはなドーナツと豆腐を買いました。
おぼろ豆腐を晩御飯で食べましたが、さすがに美味しかった~!